Steamの日本語ローカライズに対する意見・体験談などを読んで思ったこと

海外のredbitでSteamの日本語ローカライズに対する意見・体験談などを広く集める投稿がされました。いくつか面白い書き込みがあったのでつっこみを入れようと思います。

>日本でゲームを開発する場合、日本のユーザーをターゲットにするなら、ほぼ間違いなくローカライズする必要がある。日本では英語の能力は驚くほど低い。言語が大きく違うし、翻訳にはDeepLなどよりも多くの文脈が必要だからだ。

日本人の英語能力が驚くほど低いのは正しいです。カードゲームのテキストなら論理性が高くDeepLでもある程度は翻訳できるでしょうけど、ノベルのようなものはちゃんと翻訳して欲しいですね。

特に日本のように、多くのプレーヤーが母国語でのプレーを強く希望する地域ではなおさらだ。問題は常にコストです。テキストが大量にあり、一般的な売り上げが少ない場合、その費用を正当化するのは難しいでしょう。もし売れ行きがよく、ほとんど図形のゲームであれば、非常に簡単に勝てるかもしれない。ロケ会社に連絡して見積もりを出してもらい、ご自身でも財務予測をしてみてはいかがでしょうか。

日本は母国語でのプレイを強く希望する稀な地域なんですね。海外だと欧州でもアルファベットだし、英語を簡単に読めてしまうのでしょうか。

>ローカライゼーションは、特に日本語のような言語の場合、骨が折れる。フォントやレイアウトなど、技術的なことがたくさんある。また、ローカライゼーションをインポートするたびに、多かれ少なかれ自動化されているとはいえ、すべてをダブルチェックしなければならないので、時間もかかります。コストとしては、1ワードあたり0.1~0.3ドルといったところでしょうか。さらに、2人目の翻訳者にローカライズを編集してもらうために2倍の料金を支払うこともできますし、LQA(ローカライズの品質保証)のためにさらに料金を支払うこともできます。費用はほとんど、あなたのやり方次第です。各工程をフリーランサーに依頼すれば安く済みますし、ローカライズ業者に依頼すれば高くつきます。

ひーー、PC普及率もそんな高くない少子化衰退国にそんな丁重にサポートしていただき頭が下がりますね。これからもずっと日本語で翻訳してもらえるように、できるだけ好意的なレビューを残すというというのはユーザーとして返せるお礼なのではないかな?と思いました。

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